たびにっき

旅の備忘録・雑記帳です。

千鳥の声が聞こえる(前編)

千鳥なく 絵島の浦に すむ月を
  波に移して 見るこよひかな 

                    西行法師 山家集

 

 

朝6時に京都を出発。

2時間ほど車を飛ばして、

淡路海峡大橋を渡れば、そこは全周海に囲まれた島、淡路島。

 

普段、海を見ない地域に住んでいるので、

橋を渡る時から、若干高揚状態。

 

淡路海峡大橋を渡った先にある、淡路SAに車を止めて、

自転車のセットアップ。

 

セットアップ完了後、SAのレストランで、しらす丼を食べる。

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 淡路島は、玉ねぎ、淡路ビーフ、海産物と、特産物が多く、グルメ的な期待もできる。

 

食事を終えて、10時ごろに出発。

 2days設定は、時間にゆとりを持って行動できるのが利点。

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基本はロングライドもポタリングも、ソロで行動するが、

今日は連れと一緒なので無理はしないペースで進行する。

 

と、心がけてはいるが、

走り出して一時間ほどで

「チャリが重い」と言う友人。

 

感覚的には、ギアを通常より、

二つか三つ分、重くして走っているような感覚がするらしい。

 

淡路島の西側は、快走路であり、

基本はペースを上げていきたいところ。

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こんな感じのサイクリングロードと、海岸が並走している。

 

が、連れに合わせて、スピードを落として走行。

景色とサイクリングを堪能。

 

けれども、淡路島の中盤には4つの大きな峠があり、

このままの状況では登れないと判断し、

峠の前の洲本市自転車屋を探すことに決める。

 

淡路島は、北部・中部などは栄えている箇所があるものの、

その栄えている区間の合間には、自転車屋どころか

店すらない状況が続く箇所があるので、

どこでトラブルシューティングをするのかがとても大切。

 

今回は、洲本のイオンモールにある自転車屋で修理をする。

 

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イオンモールの近くにあったドラクエのオブジェ。(堀井雄二の故郷らしい)

 

連れいわく、走りにくさは空気圧の低下が問題だったらしいが、

それ以外のところで、重大な破損があるらしく、

今回の走行には支障はないが、今後長く乗っていくことはお勧めできないという

会社の健康診断的なことを言われたらしい。

 

ともかく、点検と対応をしてもらい、一路南あわじを目指す。

 

 洲本を超えたあたりから、コンビニの数が激減する。

 

洲本から1時間ほど走ったところで峠に突入。

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半月ほど前に

京都・滋賀を結ぶ「山中越え」を使ってヒルクライムの対策をしており、

加えて峠の前での車体点検のおかげで、

なんとか1つ目の坂は二人とも止まることなく登りきることができた。

 

が、ここで誤算が・・・

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休憩として立ち寄ろうとしてた「謎のパラダイス」が開いていない・・・

 

ちかくにあった峠の茶屋的な場所も開いていない・・・

 

近くにあった自販機で辛うじて水分だけは補給して、

峠を下る。

 

はずだった。

 

 

 

 

 

下りが来ない。

 

 

 

今まで、ビワイチ・山中越え・宇治川ライン・しまなみ海道と経験してきて

自分の中で峠とは

        

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こんな感じの固定観念があった。

 

けれども、淡路島1発目の峠は

 

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こんなイメージ

 

下りが来ない。

上って、下って、

上って、下って、

 上って、下って、

いつ下りがくるのって感じ。

 

十分な休憩もできていない中の走行で、

全然下りがこないことに対してのフラストレーション、

やっとのことで紛れもない下りがきて、滑走。

 

海沿いの道に戻る。

 

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今度は歩道のない、完全な車道ではあるが、

交通量自体が少なく、快走できる。

食事さえとれていれば・・・

 

峠の途中から現れだした、

サルの看板とお食事処の看板があと何キロ先に

休憩スポットがあると教えてくれる。

 

あと3キロ

あと2キロ

 

そして、やっとの思いでたどりつく

 

淡路島モンキーセンター

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はい、おやすみー

 

また、おやすみー

 

モンキーセンターの横の食事処も、おやすみー

 

ヘルメット外して、

自転車二台を鍵でまとめて、

手袋外して

そんで気づいた

 

9~11月は、サルが山の中に木の実を探しに行くそうで、

その時期はモンキーセンターも入れないし、

食事処も不定休。

 

モンキーセンターの横のお土産屋さんはやってはいるものの、

食べ物はないらしい・・・

 

ふてくされて、お土産屋さんの中にある

UFOキャッチャーに100円入れる。

 

・・・動かない

 

電源が入っていない。

 

店員さんが申し訳なさそうな顔で100円返してくれた。

 

電源入れてくれるわけではないんですね・・・

 

失意の中、そのまま、40分ほど走行し、

やっと商店を見つけて、和菓子を購入し、エネルギー補給。

 

そして、2発目の峠へ向かう。

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この時点で日暮れが迫っているため、

時間的に焦りを感じながら走行。

 

1発目の峠は、山中にあり、

全景を見渡すことができない分、

あと少しで山頂だろう、

ちがったけど、もう少しで山頂だろう、という感じで

フラストレーションはたまるものの、

通しで行くことができる。 

 

しかし、2発目の峠は、海岸沿いにあり、

視覚でしんどさがわかる。

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自分はペースを作りながら、なんとか登りきるが、

先行した友人が途中で押し歩きになった。

 

基本的に、峠に挑むときは、

登りで離れた場合は、頂上で待つ、

下りで離れた場合は、ふもとで待つを決め事にしている。

 

頂上で待っていると、

どこかで自転車に乗りなおした友人が到着。

 

二つ目の峠は、ヒルクライムからのダウンヒル

気持ち的には楽な仕様。

 

そのまま、ふもとの集落まで下山。

 

その集落の中にあるペンションに辿り着く。

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外観・・・めっちゃおしゃれ

 

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食事スペース・・・そこに自転車置かせてもらえる

 

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淡路島カレー&ローストビーフ・・・もちろんご飯は大盛

 

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ガレージを改装した休憩スペース

  ・・・食後は、ビリヤードしたり、ハンモックにゆられたり、タバコ吸ったり

 

 

これで1人5000円切るのよ・・・(2020年10月当時)

 

宿泊施設に満足して淡路島1日目終了。

 

日時:2020/10/5~6

場所:淡路島

天気:晴れ

同行:有り

走行距離:75km(その日当たり)/150km(全長)

併用イベント(アプリ):サイクルボール(ツールド)